日本人が「オンラインカジノではなく本場のカジノで遊びたい」と考えた場合に、もっともアクセスがいいのが韓国のカジノだ。
韓国への渡航は、東京都民であれば北海道や九州などの土地に行くのとそれほど労力や時間が変わらないし、車がないと移動できず新幹線などが通っていない地方都市で隣の県に移動するよりも韓国に移動する方が楽だし近いということもあるほど、われわれの「隣人」との距離は近い。
その韓国は、多数のカジノが設立されている「カジノ先進国」としても近年大きな関心を集めており、日本から多くのギャンブラーが渡航している状況がある。
最短では「日帰り弾丸ツアー」も可能な韓国にあるリアルカジノのなかでも、たとえば、2017年にオープンして以来活況がおさまらない韓国のカジノ「パラダイスカジノ仁川」などは、「スロット打ち」から注目されているカジノとして知られてもいる。
韓国のパラダイスカジノ仁川は、韓国に拠点を持つパラダイスカジノの運営元と、日本のパチンコ・パチスロ会社としても知られるセガサミーが共同出資をして設立されたカジノだ。
日本のセガサミーが共同出資ということで、スロットが充実しているカジノがあるという観点からも韓国のカジノは評判が高く、日本のスロット系youtuberなどの渡航がますます増えていくことも予想される。
もちろん、パラダイスカジノ仁川以外でも、セブンラックカジノ、ロイヤルパレスカジノ、マジェスターなどのカジノで打つスロットも、どれも軒並み「アツい」ことには変わりない。
日本でパチスロを打つのと、韓国のようなリアルカジノでスロットを打つことは、同じ「スロットを打つ」という体験であっても、やはりその楽しさや、射幸心などが違うため「韓国でスロットが打てる」ということはかなり魅力的だ。
そこで今回は、メイドインジャパンのスロット機種も活躍している韓国カジノの、カジノスロット事情を簡単に紹介していくことにしたい。
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韓国のカジノで日本人がスロットを打つのが熱い理由
韓国のカジノで日本人がスロットを打つのが熱い理由としては、「高額のジャックポットの可能性がある」という点に尽きるだろう。
ジャックポットは、カジノのスロット特有のカルチャーであり、単に「スロットにおける一回の勝利による高額配当」を意味するジャックポットと、「他のプレイヤーの賭け金が積み立てられていき、その総額を総取りする高額配当」のプログレッシブジャックポットの二種類に分かれる。
カジノにおけるジャックポットによる高額配当は、日本のパチンコ・パチスロにおける「大当たり」での高額配当とは比較にならないほどの大金が期待できる。
要するに「一夜にして億万長者になる」という全ギャンブラーの夢が、韓国のカジノでスロットを打つ行為には内在しているということだ。
そのため、「韓国でスロットを打つ」という行為は、オワコン化が進み衰退が止まらない日本のパチンコ・パチスロ業界がすっかり失ってしまった「夢」を、あらためて異国の地で取り戻す行為であるとも考えることができるだろう。
もちろん、韓国に限らず、カジノにおけるジャックポットの確率は「宝くじの一等に当選する確率」よりも厳しいとは言われているのだが、だからこそ「一夜にして億万長者」という夢の魅力が色あせないのだともいえる。
韓国のスロットで高額配当が出た場合の非課税申請について
カジノのスロットで「一撃200万ウォン」以上の払い出しがあった場合、韓国の法律では22%の課税が義務付けられているのだが、日本人であれば「非課税申請」を行うことができる。
この点も「日本人が韓国でスロットを打つこと」の魅力といえるだろうし、多くの日本人が最も近い隣人である韓国のカジノに足を運ぶ理由であるといえるだろう。
韓国のカジノのスロットは、ジャックポットのようなレアケースに限らず、基本的には「高額の配当」がつねに期待できることに特徴があるため、韓国の税制を「非課税申請」によって免除されることには大きなアドバンテージがある。
韓国のスロットで仮に「一撃200万ウォン」以上の高額配当に巡り合った場合は、ひと月以内に「空港で出入国事実証明書」を発行し、キャッシャーに証明書を提出するだけでいい。
たったこれだけのことで税金で引かれる22%分の配当が戻ってくるのでぜひとも高額配当を狙ってほしい。もちろん、そこで手に入れた勝利金は改めて日本の税制の対象にはなるため、いずれにせよ「税」は避けられないことは念頭に置いておく必要はあるだろう。
韓国カジノのスロットマシーンの台数一覧
韓国のカジノではスロットマシーンの台数にばらつきが多い。そこで、韓国で遊べる主要なカジノと、そこに実装されているスロットマシーンの台数をまとめてみた一覧が以下になる。
- パラダイスシティーカジノ:285台
- セブンラックカジノ江北:142台
- パラダイスカジノウォーカーヒル:140台
- セブンラックカジノ江南:119台
- パラダイスカジノ仁川:45台
- チェジュ神話ワールド:239台
- パラダイスカジノチェジュロッテ:24台
- チェジュ・オリエンタルホテル&カジノ:50台
- サンホテル&カジノ:45台
- 新羅ホテル&カジノ:16台
- メガラックカジノKALホテル:24台
- パラダイスカジノチェジュグランド:57台
- セブンラックカジノ釜山ロッテ:85台
- パラダイスホテル&カジノ釜山:34台
俺は個人的には「量は質を兼ねる」という考え方の人間であるため、台数が多い韓国のカジノに関しては、まずは単純に「スロットが楽しみやすいカジノ」であると判断する。
もちろん「量より質」であることも一方では確かであり、冒頭でも書いたようにパラダイスカジノ仁川などは日本のセガサミーと提携していることから「スロットの台数の少なさ」を「少数精鋭」的に補っていると考えることができるだろう。
なお、韓国のカジノ事情を調べているときに、スロットが「1台」しかないカジノも何軒かあったのだが、これはさすがに「質」的にも「量」的にも評価ができないため、今回の一覧からは除かせていただいた。
「スロットの数」というのはそのカジノの「規模」を測る指標としても見ることができ、スロットの数をもとにして、カジノにとってはメインのコンテンツである「テーブルゲーム」の充実度も見ていくことが可能だ。
一覧から省いたさきほどの「スロット1台」の韓国カジノは、テーブルカジノも1席しかないというようになっていて、その「カジノとしての指標」はわかりやすい。
スロットが充実している韓国のカジノは、基本的にはテーブルゲームも充実して遊ぶことができると考えてまず問題ない。この一覧が、スロット情報としてだけでなく韓国のカジノを選ぶ際の参考にもなれば幸いである。
韓国カジノで活躍をしているメイドインジャパンの機種
韓国に限らず、カジノのスロットは「カジノオリジナル」の外国産スロットを打つのが基本ではあるのだが、韓国のカジノでは「メイドインジャパンの機種」が活躍していることも魅力の一つとして挙げられる。
韓国のカジノ(パラダイスカジノ)で現在遊ぶことができるサミー提供の日本製スロットの機種は以下になる。
- ALIEN HEROES
- RESIDENT EVIL:VENDETTA
- 獣王 BEAST KING
- 海物語 SEA STORY Fluffy Treasure
- 海物語 SEA STORY LINER FISHES
- Persona5 for REELS
これらの韓国で遊ぶことができる「日本製スロット」は、日本のパチンコ・パチスロよりも、オンラインカジノのオンラインスロットなどにあるようなシステムに近い。
そのため、韓国で打つことができる日本製スロットは、日本で打たれている実機とは根本的に「別物」と考えることができるだろう。
これらの韓国で打つことができる日本製スロットの評価は、現在はあまり高いとはいえないが、これは実装されたばかりであることと打っている人口が決定的に少ないことが原因でしかない。
日本製機種については、今後の評価の変動に注目していきたい「これからの機種」であると判断するのが正確ではないだろうか。
また、これらの機種の評判が「現在」のところ低いのは、いままでまだ「高額配当者」が出ていないということでしかなく、これは裏返せば「高額配当者が現れるのを待っている状態」ということでもある。
ジャックポットの歴史は「なんとなく打っていたら当たった」という「それまでの蓄積」が一気に爆発するというパターンが多く、その傾向を考慮すると、韓国で打てる日本製スロットの未来は「まだかなえられていない夢」に満ちていると考えることもできるだろう。
韓国カジノのスロット事情まとめ
- 日本のパチンコ・パチスロより高額配当の夢がある
- 日本人の高額配当は韓国の税制を免除することができる
- 日本製ビデオスロットはこれから高額配当が期待できる
韓国のカジノで打てるスロット事情のまとめは以上になる。
カジノのメインはどうしても「テーブルゲーム」になりがちだが、ジャックポットが搭載されているカジノのスロットの熱さはやはり無視できないものがある。
また、「海外のカジノに行ってわざわざ日本製のスロットを打つ意味は?」と思われるかもしれないが、韓国のカジノに実装されている日本製スロットは、日本で打てるスロットとはまったくの「別物」である。
勝てるかどうかだけでなくリアルカジノの空気を実際に味わいながらスロットを楽しめるという点でも、韓国に渡航するだけでスロット打ちなら多大な満足を得ることができるだろう。
格安航空情報などを随時チェックしながら、ぜひとも韓国カジノの魅惑の世界をのぞいてみてはいかがだろうか。